gitコマンド 業務でよく使用する基本操作編その1

git関連

どうも、こんにちは!

この記事では、いろいろなgitコマンドの使用方法のお話ししていきます!

仕事現場で実際に活用したことがあるかという観点から、基本的なこと・局所的なことまで幅広く、何記事かに渡って、記録していきます。

また、特に局所的な部分については、単なるコマンドの使い方の紹介ではなく、どういった場面で使用したか?なぜ、そのコマンドを活用する必要があったのか等の背景を交えてお話しします!

基本操作

今回は、git管理の初期段階からの基本的な部分の記事に留めておきます。

コマンドの操作は、以下、ご紹介する順番どおりに基本的には使用することになります。

ローカル作業

自分のPC内の環境だけに影響する操作になります。
自分のPC内の環境をよくローカル環境と表現します。

ローカル環境だけに影響するため、周りには迷惑がかかりませんので、どんどんコマンド操作を試すことができます😊

ローカルリポジトリを作成する

コマンドライン(ターミナル)上で、git管理したいアプリケーションフォルダに移動し、以下のコマンドを実行する。
※以降のコマンドは、基本的にはアプリケーションフォルダ上で実行することになります。

git init

フォルダに.gitができていることを確認する。
※.gitは隠しフォルダとなっている。

ステージング領域への移動

git管理下内で、新規作成・修正したファイルやフォルダを、ステージング領域に移動させる。

git add .

「.」 はそのフォルダ内全てを意味する。サブフォルダ内も含まれる。
ファイル名を指定することで、個別に実行することもできる。

ステージング領域に移動させたファイルを取り消す。

git reset .

管理状態を知る

git status

addしたファイルかどうか確認することができる。
-sオプションをつけると、簡潔に表示させることができる。

git status -s

コミットする

git commit -m "ここに任意のメッセージを入力できる"

ステージング領域に移動させたファイルがコミット対象となる。
-mオプションで、メッセージをつけることができる。

何もオプションを指定しない場合は、コマンドライン(ターミナル)上で、エディタが自動で開き、メッセージを入力できる。
エディタは、vi(vim)で操作できる。
メッセージが複数行に渡ったり、改行する必要がある場合は、エディタ操作の方がやりやすい。

リモート作業

ここからのコマンド操作は、インターネット上の他の開発者と共有しているリポジトリの操作となりますので、特に実務で実行する場合は、注意しましょう

インターネット上のリポジトリをリモートリポジトリ と表現しています。

リモートリポジトリの作成

GitHubからリモートリポジトリを作成しておく。
(今回は、GitHubを活用しています。)

リモートリポジトリの追加

GitHubで作成したリモートリポジトリへ下記のコマンドを使用して、紐づけるイメージ。

git remote add 作成したリモートリポジトリ名 リモートリポジトリのURL

「リモートリポジトリのURL」には、ここでは例えば、https://github.com/githubのユーザー名/XXXXXX.git といった内容になります。

「リモートリポジトリの作成」や「リモートリポジトリの追加」は実務では、使用する頻度は少ないです。

途中から参画する現場では、すでにリモートリポジトリは作成されていますし、新規開発の現場であっても未経験者にいきなり「リモートリポジトリ作っといて」とはならないと思います。

おそらく「git clone」コマンド(後述)で既存のリモートリポジトリをローカル環境にコピーして、開発という流れが多くなると思います。

ただ、git cloneにおいてもプロジェクトに参画した最初の環境設定時にしか、ほとんどは使用しません。

リモートリポジトリへ反映させる

ローカルでコミットしていたファイル・フォルダをリモートへアップロードするイメージ。

git push -u 作成したリモートリポジトリ名 ブランチ名

ここでリモートリポジトリにプッシュしたことにより、プッシュした内容を他の開発者も共有することができるようになる

「ブランチ」についての操作は、また次回にまとめようかと思います。

リモートリポジトリの取得

多くの場合は、現場に配属された後、github等のリモートリポジトリからソースコード等のファイルを、ローカル環境に取得することから始まると思います。

リモートにあるファイルをローカルに取得する際のコマンドについてご紹介します。

git clone リモートリポジトリのURL

上記の場合、デフォルトでmasterブランチが取得されます。

ブランチを指定して、取得する場合は、

git clone -b ブランチ名 リモートリポジトリのURL

まとめ

No コマンド 内容
1 git init ローカルリポジトリを作成する
2 git add . ステージング領域へ移動させる
3 git status 管理状態を知る
ステージング領域かどうか
4 git commit -m “メッセージ” コミットする
git remote add リモートリポジトリ名 githubのURL リモートリポジトリの追加
6 git push リモートリポジトリ名 ブランチ名 リモートリポジトリ への反映

赤字にしたコマンドは、特に業務でもよく使用しますので、ぜひ使い慣れておきましょう!

業務でよく使用するgitコマンドについては、別記事もありますので、ぜひご覧ください!

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