gitコマンド 業務でよく使用する基本操作編 ブランチ

git関連

どうも、こんにちは!

業務でよく使用するコマンドをまとめました!
今日はブランチに関する操作が中心です。

ローカル環境での操作

ブランチ一覧の確認・現在いるブランチの確認

現在、ローカルに作成されているブランチを一覧で確認する。

git branch

一覧表示されたブランチの中で、「*」がついているブランチが、現在いる作業ブランチとなる。

リモートブランチも含めて確認したい場合は、オプションに「-a」をつける。

git branch -a

ローカルに新規ブランチを作成する

以下の作成コマンド実行前に、作成元となるブランチを上記の「git branch」で確認する。
「*」がついているブランチを元に新たなブランチが作成されることになる。

作成元とする作業ブランチが正しければ、以下のコマンドで新規ブランチを作成する。

git branch ブランチ名

作成されたブランチは、「*」がついていたブランチがコピーされるイメージとなる。

ブランチを切り替える

git checkout 切り替え先のブランチ名

「git branch」で確認してみると「*」が移動していることが確認できる。

新規ブランチ作成・切り替え の同時操作

オプション「-b」をつけると、上記の「ローカルに新規ブランチを作成する」「ブランチを切り替える」を同時にできる。

git checkout -b 新規作成するブランチ名

作成する前に、まずは現在どのブランチにいるか必ず確認するようにしましょう!

実務では、「git checkout -b」で新規ブランチを作成することが多いため、あまり「git branch ブランチ名」で新規作成することはないかもしれません。

ご自身のやりやすい方でいいと思います😊

ブランチ名の変更

ブランチを作成後に、ブランチ名を変更することができる。

git branch -m 変更後のブランチ名

リモート環境関連の操作

作成したローカルブランチをリモートリポジトリに反映する

git push リモートリポジトリ名 作成したローカルブランチ名

これにより、ローカルブランチ名と同じ名前のブランチがリモートリポジトリに作成される。
※上記の「git branch -a」で確認することができる。

リモートブランチをローカルにコピーする

ローカルブランチを自分で新規作成するのではなく、すでにリモートに作成されているブランチを、ローカル環境にコピーする。

git checkout リモートリポジトリに存在するブランチ名

※「ブランチを切り替える」と同じコマンドとなる。
リモートブランチのコピーの場合は、オプション「-b」を付けなくても、ローカルにコピーされたブランチに切り替わっている。

「git checkout」は本来は、「ブランチを切り替える」というコマンドですが、オプション「-b」やリモートブランチのコピーなどローカルに新しいブランチを作成する側面もあるので、役割を理解し整理しておきましょう!

まとめ

No コマンド 内容
1 git branch ブランチの一覧表示
「-a」でリモートも含めて表示
2 git branch ブランチ名 ブランチの新規作成
3 git checkout 切り替え先のブランチ名 作業ブランチを切り替える
「-b」で「新規作成・切り替え」を同時にできる
4 git push リモートリポジトリ名 作成したローカルブランチ名 リモートリポジトリへ反映させる

いずれのコマンドもよく使用しますが、特に赤字のコマンドは、頻繁に使用しますので、使いこなせるようにしましょう!

実務に関する一口メモ

ブランチを新規作成する際の名前についてですが、実務では、その現場でブランチ名について、命名規則がある場合もあるので、まずは確認しましょう。

「ただし」なのですが、

作成したローカルブランチは、その後、

  1. リモートリポジトリへプッシュし、リモートブランチとして反映させる
  2. リモートブランチの内容を、確認者によりチェック
  3. 問題なければ、マスタとなるリモートブランチにマージ
  4. マージされるタイミングで1で反映させたリモートブランチは削除
    (マスタブランチに反映(マージ)させたリモートブランチは、削除するという運用が多いようです。)

という流れで作業が進み、結局リモートブランチは、削除されることになるため(ローカルブランチは残っています)、ブランチ名にまで、決まりを作っている現場は少ないかもしれません。

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