ITエンジニアへの転職 実際に面接で質問されたこと

ITエンジニアへの転職

どうも、こんにちは。

僕は、2020年になり、プログラミングを行うITエンジニアへの転職をしました。
元々、IT企業に勤めていましたので、復帰という形になります。

IT企業 → 地方公務員(市職員) → 5年半ぶりにIT企業という経歴です。

今日は、ITエンジニアへの転職活動の中でも、「面接で質問されたこと」について、お話ししようかと思います。

エンジニアを目指されている方にとって、「面接で何を質問されるのか?」については、一番気になるところではないでしょうか?

また、何を質問されるかが事前にわかっていると対策も立てやすいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!

おそらく、未経験の方と経験ありの方では、質問される内容も異なってくると思いますが、「ITエンジニアへ転職する」という根幹の部分は同じなので、ITエンジニアへの転職を検討されている方全般に参考になるようにお話ししたいと思います😊

面接で何を質問されたか

IT企業に再就職するあたって、実際に僕が面接で質問された内容をまとめてみました。

実際の質問内容
  • 経歴をお聞かせください。
  • 前職の退職理由・なぜエンジニアになりたいのか?
  • 前職の志望理由
    僕の場合であれば、大卒でなぜIT企業を志望したのか?なぜ公務員を志望したのか?
  • 将来はどのようなエンジニアになりたいか?
  • 趣味
  • 何か質問はありますか?
  • 志望理由
  • 自分の強み弱み
  • 入社希望日
  • 希望年収

ざっとあげてみました。

今振り返ってみて特に重要だったと思う質問を以降で振り返ってみます。

先に触れておくと「志望理由」なんですが、これは意外にもほとんど聞かれませんでした
「なぜ、うちの会社なのか?」ということより、「なぜ、エンジニアになりたいのか?」ということの方がほとんどの会社から質問がありました。

しかし、志望理由は大定番の質問なので、準備はしておきましょう。

では、詳しくみていきましょう。

押さえておくべき重要な質問

経歴をお聞かせください

この質問は、一番最初に聞かれました。

複数経歴がある場合

僕は過去に2社経験していましたが、複数転職を経験されている方は、回答内容としては、1社目から説明することが望ましいと思います。

直近の職歴から話した方がいいんじゃないの?

という意見もあるかと思いますが、これには、意図があります。

それは、自分が経験してきたことから話すことの方が、話の流れがあり、相手に伝わりやすいからです。

例えば僕は、「IT企業 → 地方公務員」 の順に経歴がありますが、この場合だと、

直近から遡って経歴を伝える場合

私は、市職員として、◯◯を担当し、◯◯を担当し、〜をしてきました。をしてきました。

さらに前々職のIT企業では、◯◯をしてきました。

1社目から経歴を伝える場合

私は、1社目のIT企業では、◯◯をしてきました。

IT企業を退職した理由、公務員を志望する理由

しかし、その中で、◯◯というような思いを抱くようになり、市職員への転職を決意しました。

市職員では、◯◯のような経験をしました。

再びエンジニアを志望する理由、公務員の退職した理由

しかし、市職員を数年経験するにつれ、「やっぱりもう一度エンジニアという仕事をやりたいんだ」というような思いが強くなり、再び転職を決意しました。

このように経歴の合間に、退職理由や、志望理由を自然の流れで、話しやすくなります。

また、話に流れができるので覚えることも簡単になります。

でもそれだと、経歴を話す時間がとても長くなってしまうんじゃないの?

これは確かに長くなってしまいます

しかし、今回の面接は、転職活動の面接であり、大体は個人面接だと思います。

新卒の就職活動の面接のように、集団面接である場合は、短く話さなければなりませんが、転職活動の個人面接の場合、そこまで、時間に神経質にならなくても問題ありません。

また、いずれにしろ、結局は、退職理由等を聞かれるのですから、経歴を話す流れの中で、話した方が伝わりやすいです。
実際に、採用側も聞いてくれました。

しかし、自分で話を準備してみて、あまりに長くなってしまうようであれば、本当にピンポイントに経歴のみを話すか、面接中に「志望理由や退職理由を含めてお話ししてもよろしいでしょうか?」と確認してみると良いと思います。

1社のみ経験がある場合

経歴が1社である場合は、複数社ある場合より簡潔に話すことができるため、前職の志望理由・退職理由を含めて、経歴を話して良いと思います。

私は、大学時代に◯◯という思いを抱くようになり、(前職)に就職しました。
そこでは、◯◯を担当し、◯◯をしてきました。

しかし、「エンジニアという仕事をやりたい」というような思いを抱くようになり、転職を決意しました。

前職の退職理由・なぜエンジニアになりたいのか?

間違いなく聞かれる質問です。

なぜ退職理由とエンジニアの志望理由を一緒にしているかというと、

エンジニアをやりたくなったから、退職を決意したという流れで話すことが望ましいからです。
つまり、退職理由をエンジニアがやりたいからとしてしまえば良いのです。

エンジニアをやりたくなったきっかけ・やりたいという情熱は、しっかり準備しておきましょう。

退職理由は基本的にマイナスな理由を言ってはいけません
前職に少なからず、不満はあったと思いますが、そこは伏せておきましょう。採用側にマイナスな印象を与えてしまいます。

「エンジニアをやりたくなったから、退職した」との流れであれば、マイナスな理由は伏せることができ、さらに、「新しいことに挑戦する」というポジティブな印象を見せることができます。

ちなみに僕の場合は、

地方公務員を辞めた理由・エンジニアを志望する理由

IT企業・市職員をそれぞれある程度、経験した上で、やっぱり、モノづくりの楽しさ、プログラムが動いたと時の達成感などのやりがいがあるエンジニアを、純粋にまたやりたくなりました。

というような感じで、話しました。

そもそも、なぜIT企業から地方公務員へ転職したかというと、そこの理由に関しても、「市職員がやりたくなったから」という理由を作っていました。

前職の志望理由

この質問も大体聞かれました。

採用側は、「そもそもじゃあなぜ前の会社に就職したの?」ということを聞いてきます。

志望理由を聞くことによって、採用側はどんなことに興味を持つ人材かを確認しているのだと思います。

ただ、ここで聞かれているのは、「なぜその企業だったのか?」ということよりは、「なぜその業界にいったのか?」という観点から、前職の志望理由を答えることが望ましいです。

僕の場合であれば、

前職の志望理由を聞く意図
IT企業の志望理由
僕

ITの実力を身につけたかったから、IT企業を志望しました!

面接官
面接官

新しいことに興味を持つ人なのかな

公務員の志望理由
僕

身近な人々の役に立てる仕事がしてみたいと思い、志望しました!

面接官
面接官

お客様の利益を考えて、動いてくれる人なのかな

というような感じで採用側は、受験者を知ろうとします。

将来はどのようなエンジニアになりたいか?

この質問も非常に重要です。

この質問では、採用側は、マネジメント志向スペシャリスト志向かを確認しています。

スバリいうと、「ゆくゆくは、チームリーダーやプロジェクトリーダーを担えるようなエンジニアになりたいと思っています。」というようにマネジメント志向で答えた方が、確実にウケがいいです。

将来はチームリーダーというようなポジションはやりたいですか?

というように直接的に聞いてくるところもありました。

実際に面接の時に面接官に聞いた話ですが、やはり、「人を率いて」というような立場を積極的にやりたがる社員は少ないようですね😅

「技術を追い求めて、スキルの高いエンジニアになりたいです。」とスペシャリスト思考で答えても良いと思いますが、企業側の思いとしては、ある程度経験積んだら「上の立場に立ってね」ということだと思います。

絶対NGな回答

間違っても言ってはいけない回答があります。

面接官
面接官

あなたは、将来どんなエンジニアになりたいですか?

受験者
受験者

オレはどんどんスキルアップして、将来はフリーランスや起業を目指しますぜっ!

向上心あって大変素晴ら… いえいえ💦そのような気があっても決して面接の場で発言するのはやめましょう。

採用側は、長く会社に勤めて貢献してくれる人材を求めています
この質問に限らず、将来的に独立することが伺い知れるような発言は、面接の場ではやめましょう。

趣 味

これも意外に聞かれることの多かった質問です。

エンジニアは、PCに向かって黙々と作業することも多い仕事です。
そのため、自分なりのストレス解消を持っているかを確認しています

このブログでも、お話ししたことがあるのですが、僕はランニングが趣味なんですね。
これは、ウケが良かったです😅

会社によってはランニングのクラブがあるところもあり、話が盛り上がりました。

他には例えば、読書なんかも非常に良いと思います。
「読書が好きで、今は転職活動中なので、最近は、自己啓発本を読むことが多く、◯◯を読みました。」
などといえば、非常に好印象なのではないでしょうか。

話の流れとしては、趣味によって、「ストレス解消につなげることができています。」とすることが望ましいですね。

何か質問はありますか?

この質問もあらかじめ準備しておきましょう。

質問する内容は、面接の場ですので、基本的には、自分のアピールにつながるような質問をしましょう。

大きく分けて、どの企業でも使える質問と、その企業のみに対する質問に分かれると思いますが、毎回どの企業でもしていた僕の鉄板の質問があります。お教えしましょう!

もしご縁があって、内定をいただけた場合、入社前にどのような技術の勉強をしたらよろしいでしょうか?

この質問は、どの企業でもしていました(笑)

この質問では、積極的に勉強していくことをアピールすることができます

残業に関する質問については、これは採点にどう影響するか分かりませんが、確実に言えることは、残業に関して質問をしたところで、何も自分のアピールにならないことです。

それどころか、もしかしたら嫌な印象を抱かれてしまうかもしれません。
そのため、面接段階では、残業に関する質問をしないことが無難です。

残業に関しては、内定をもらってから聞きましょう。

その他の質問

僕のエンジニア転職の際には、結果的にあまり質問されなかったが、定番の質問内容が、次のとおりとなります。

  • 志望理由
  • 自分の強み弱み

自分の弱みについてですが、本当に弱みを言っただけでは、回答として望ましくありません
忘れてはならないのは、面接の場であるということです。

自分の弱みについて聞かれた場合、この質問の意図としては、

  • 自分の弱みをしっかり理解できているか
  • その弱みに対してどのような対処をしているか

となります。

例えば僕の場合では、

自分の弱み

複数の物事を並行して行うことが苦手でした。
これに関しては、細かく作業分けをし、対応しました。

全体をみると、複数の物事をこなしていかなければならないが、作業を細かく分けることによって、ある時はこの作業に集中し、それが終われば次にこの作業に集中する、というように自分の中で整理することができました。

そしてこのことから、効率的にスケジュール管理を行うことができるようになりました。

というような感じです。
もちろんこれはうまく言い過ぎてます(笑)

しかし、このように最後は、自分のアピールにつながるようにしましょう

まとめ

改めて質問をまとめてみました。

押さえておくべき重要な質問
  • 経歴をお聞かせください。
  • 前職の退職理由・なぜエンジニアになりたいのか?
  • 前職の志望理由
  • 将来はどのようなエンジニアになりたいか?
  • 趣味
  • 何か質問はありますか?
  • 志望理由
  • 自分の強み弱み

これ以外の質問に関しては、事前に考えておくことは、正直キリがないかなと思います。
面接は複数社こなすことになると思いますので、面接ごとに新しく出た質問をまとめておくという感じで問題ないと思います。

今回は、以上となります。いかがでしたでしょうか?
今回僕が取り上げたエンジニア転職の面接質問は、実際に僕がされた質問です。
自社開発・SES・受託開発全ての会社を面接しましたが、どの企業でもされた重要な質問です。

しっかり対策をしておくことで、転職に関する不安がなくなると思います。
みなさん、がんばってください!応援しています!

ご覧いただきありがとうございました😊

僕の転職活動の模様については、以下の記事にまとめていますので、お時間ある方は、ぜひご覧ください!

ITエンジニアへの転職
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効率的にプログラミングスキルを身につけて、ITエンジニアになろう!

どの企業も中途採用では、入社後に新人研修のような手厚いプログラミング研修を用意していることはなく、すぐに現場配属となることがほとんどです。
そのため、転職前にしっかりと学習しておくことが必要となります。
僕は、企業の新人研修とプログラミングスクール受講のどちらも経験したことがありますが、スクールの受講内容は、企業の研修にも引けを取らないと感じます!
エンジニアへの転職を本気で考えている方は、効率的に差を埋めるためにもぜひプログラミングスクールの受講をおすすめします!

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