どうも、こんにちは!
今日は、僕が通ったプログラミングスクールのお話をしようかと思います!
スクールに通おうと思った経緯を簡単にお話しすると、僕は大学を卒業して、
IT企業 → 地方公務員(市職員) → 5年半ぶりにIT企業に転職し、再就職
という経歴をたどりました。
5年半という相当なブランクがありましたので、IT企業に再就職する前に、一度しっかり学習しようということで、プログラミングスクール「テックキャンプ(TECH CMAP) エンジニア転職」に通いました。
そして、現在は、スクールを経て無事ITエンジニアへ転職できました!
今日はスクールの感想やネットで噂されている評判は本当か?について、お話ししようかと思います。
テックキャンプはどうなのかな?と受講しようかどうか迷われている方も多いと思いますので、ご参考になればと思います😊
僕は、過去にプログラミングの経験がある中での、受講となります。そんな僕からみて、
- 難易度はどうだったか?
- プログラミングの実際の開発現場に即したカリキュラムとなっているのか?
などなど、僕ならではの感想、そして一切ウソのない情報をお伝えしていきます!
まず、テックキャンプを受講してよかったか?
僕の経験した感想からは、受講してよかったです。
なぜなら、後述しますが、独学では得られないメリットがあるからです。
もちろん、お金がかかったり、通学する必要があったり悪い面もありますが、その悪い面を差し引いても、受講した甲斐がありました。
本気でエンジニアへの転職を考えていらっしゃる方は、受講することをおすすめします。
それでは詳しくみていきましょう!
特徴
ここでいう特徴は、今回僕が通った「テックキャンプ」の特徴をお話しします。
ですので、プログラミングスクールの一般的な特徴のほか、「テックキャンプ」のみに見られる特徴も含まれています。
他のスクールとの比較は、以下の記事にてご紹介していますので、ぜひご覧ください!
それでは見ていきましょう!
ざっとこんな感じでした。
一言で言えば、本当に自由に自分のペースで学習できました。
【 実務に即した学習 】
スクールのカリキュラムの進め方は、集合研修のような教壇に講師が立って、講義をするというものではありません。
個人個人がそれぞれweb上のカリキュラムを進めていくというものですが、これは、あえてこの形式をとっているんだと思います。
というのも、実際のプログラミングを行う仕事現場では、それぞれがPCで黙々とプログラミングを行うことになる場面が多いからです。
学習段階から「実務に即す」ということで、この形式をとっているんだと思います。
「実務に即す」という意味では、9、10も該当します。
9のwebカメラでの質問では、一見すると
直接質問できなくなるなら、質問しづらくなっちゃうじゃん…
と思うかもしれません。
しかし、これについても「実務に即す」という意味があります。
現在では、リモートワークがどんどん普及していっています。リモートワークであればwebカメラでの対話は必須ですよね。
そのほかにも企業は、会議を効率的に行うため、「web会議」を積極的に導入していっています。会議室に集まらなくてはならないという手間を削減することができます。
少し場面は違いますが、転職で面接がwebカメラということも実際にあります。
10の「学習する教室が変わる」ということに関しても、
場所が変わるのは、メンドクサいし、集中できないじゃん…
と思うかもしれません。
しかし、実際の仕事では、プロジェクトごとに開発現場は異なります。
自社内開発の企業であっても、事業拡大のため場所が変わるということは、大いにあります。
ずっと同じ場所での開発というケースは少ないと思います。
なぜこのような学習形式をとっているかということには、意味があったんですね!
周りの受講生について
コニュニケーションを取れる場面は?
僕が入学したときは70名ほどいましたが、最初から5人1グループにグループ分けをされていました。
グループ分けをする意味としては、朝礼や夕礼時に今日の目標や進捗をお互いに共有する時間があったり、毎日簡単な課題が出題されるのですが、その課題の答え合わせをチーム内で行ったりします。
スクール側もチーム分けをしておくと、受講生の管理がしやすく、受講生側も孤独にならず、仲間と一緒に勉強する意識を持つことができます。
特にチーム内での会話は多くなりますが、チーム外の方とも話す機会はありますので、コミュニケーションは取れます。
年齢層は?
受講生の年齢層は、22~25歳くらいが多かったです。何人かに話を聞く限り、新卒で入社した会社が合わず、退社された方が受講している印象でした。
そのため、やはり未経験者が多かったですね。
比較すると30代は、少ないです。
しかし、僕もでしたが、受講にあたり年齢がネックとなる点はありませんでした。
普通に学習できます。
ただ、転職については、「20代未経験」より「30代未経験」の方が残念ながら、厳しい現実があります💦
僕は、30代になってIT業界に再び転職して戻ってきました。
その模様については、記事にしましたので、お時間があればぜひご覧ください!
カリキュラムのペースについて
現時点では、短期集中スタイルは2ヶ月半の学習内容となっています。
正直未経験者の方にとっては、ペースが早いと感じられると思います。
実際に、最初の1週間で
え… このペースで2ヶ月半進むの?ついていけないかもしれない…
と面食らっていた受講生もたくさんいました。
僕の感想では、5年半ぶりのブランク明けにはちょうど良かったかなと思う感じです…
ただ、僕も経験ありといっても、テックキャンプのカリキュラムで扱う技術は、ほとんど初めて学習するものばかりでした。
そのため、確かに最初の1週間はペース早いなと感じましたが、2週間目は主にテスト週間になっていましたので、その間は復習に当てる時間がありました。
2週間目は、最初の1週間でインプットした内容に関する中間テストがありました。それを1週間の中で合格する必要があるというものでした。
一回中間テストに挑戦して不合格であったとしても、再挑戦できます。
常にインプットが多いというわけではありません。
しかし、やはり、土日も勉強に当てる必要があるという心構えは持っておいた方が良いと思います。
良かった点・悪かった点
良かった点
- 一緒に学習する仲間がいる。
- メンター、他の受講生等、いつでも質問できる相手がいる。
- 効率的・体系的にプログラミングを学習することができる。
-
チーム開発を経験することができる。
※現在は、チーム開発を行っていません。 - 受講開始から2週間以内の退会であれば、全額返金
悪かった点
- 通学する時間がかかる。
そもそも地方の方は通えない。 - お金がかかる。
良かった点
では、細かく見ていきましょう。
これらの良かった点は、独学にはない大きなメリットです。
その中でも僕が感じた特に良かった点は、赤字の部分です。
これらは、独学よりも学習効果が非常に高かったです。
まず、スクールがカリキュラムを用意してくれているので、web開発をするための必要な知識を無駄なく最速で、得ることができます。
つまり、非常に効率的に学習をすることができます。
初学者にとって「効率的」に勉強するということは、非常に難しいことになります。
例えば、webアプリを一本作るためには、「html・css・ruby・ruby on rails・sql」等、これだけの技術的な知識を身に付けなくてはなりません。
初学者はまず、webアプリを作るためには、どの知識を身に付けたら良いのかすらわからないため、不必要な勉強をしてしまったり、必要な技術の習得が漏れていたりと効率的に勉強することができません。
そのため時間がかかってしまいます。
一方スクールのカリキュラムは、「これとこれとこれを勉強しておけば、webアプリが一本できます」と、web開発に必要な知識を過不足なく体系的に示してくれていますので、非常に効率的に学習することができます。
次に、チーム開発です。
チーム開発は、これは複数人で行うものですので、当然独学ではできません。
また、実務ではチームで開発をします。一人で開発を行うということは、ほとんどあり得ません。未経験者が転職していきなり、一人でシステム開発を行うことは、まずあり得ないでしょう。
そのため、スクールでのチーム開発は、実務に直結する非常に実践的な学習を経験することができます。
エンジニアとして成長するためには、チーム開発を経験していくことが一番重要だと思いますので、これを経験できることがスクールの大きなメリットだと思います。
この他、初学者の方にとっては、「一緒に学習する仲間がいる」「いつでも質問できる」ということは、非常にメリットなのではないでしょうか?
僕も新入社員時代の新人研修では、同僚と一緒でなく一人だったら挫折していた自信があります😅
プログラミングは難しい部分も多いので、わからなくなったら、迷わず仲間やメンターに質問しましょう!
悪かった点
とはいえ、もちろん良い点ばかりでなく、悪い点もあります。
まず、やはりお金がかかる点ですね。
現在は、僕が受講した「短期集中スタイル(通学):¥767,800円」となっています。
※金額が投稿時点となります。詳しくは公式ホームページ「TECH CAMP」をご覧ください。
これは、スクールの内容とは関係ないことなのですが、やはり通うか通わないかの判断で一番のネックとなる部分がお金ですよね😅
学生の方は、まずはIT企業に就職して、新人研修でプログラミングの勉強をするということもありだと思います。
僕はまさにそのパターンでした。
新卒でIT企業に就職したことについては、以下の記事にまとめています。
お時間ある際は、ぜひご覧ください!
今考えればお金をもらって勉強してた訳ですから、本当に当時の会社には感謝してます🙇♂️
スクールの金額は、確かに安い買い物ではないので慎重に考えるべきですが、僕の場合は考え方を変えて、「エンジニアになって稼ぐんだ!」「時は金なり、独学で長い時間をかけて勉強するより、スクールで短期集中」ということで、思い切って入学しました(笑)
お金の面に関しては、無料のプログラミングスクールもあるみたいですので、そちらも検討してみてはいかがでしょうか?
次は、通学に時間がかかるという点です。
こちらは、通学形式のプログラミングスクールの悪い点となりますが、通学できる距離にスクールがないという方にとっては、非常に大きなデメリットとなってしまいます。
そのような方には、現状「オンラインスクールを利用する」・「スクールが通える地域まで引っ越す」という対策しか思いつかないところです🙇♂️
よく聞く評判のウソ・ホント
- メンターの質が悪い?
- 卒業して、すぐフリーランスは厳しい?
- 転職成功率99%について
この3つが皆さんの主に気になるところだと思います。
メンターの質が悪い?
これは、僕も受講前にいろいろググってみると、一番出てきた評判ですね😅
実際はどうだったか、僕なりの答えは、「半分正解、半分不正解のグレー」という回答です。
すみません、煮え切らない回答で…
というのは、なぜかというと「人による」ということです。
丁寧に答えてくださるメンターの方が大半なのですが、中には、不親切な方もいます。
受講生側からメンターを指名することはできませんので、どのメンターに当たるかはわかりません。
受講生の中で、これを「メンターガチャ」と言っていました😅
もう一点、ネットの評判で言われていた点が、
メンターは、受講生と同じカリキュラムを勉強しただけであって、実務経験をしていないから、能力が低い
との批判です。
これに関しては、テックキャンプの肩を持つわけではありませんが😅、僕なりの反論をさせていただきます。
確かに実務を経験していないメンターの方もいらっしゃるのかもしれません(この点は、確認していません)。
しかし、実務を経験しているからといって、適切に指導できるとは限らないのです。
実務経験がありスキルが高いことと、未経験者に適切に指導できることは、全くの別物です。
特にエンジニアのような専門職であり、職人気質のような職業は、経験があればあるほど、「未経験者の立場に立って」というような指導ができない人もいます。
自分が十分理解している分、相手に説明する際に論理を飛ばしてしまいます。
そのような説明の仕方が、未経験者にとって分かりやすい説明になるはずがありません。
本人には、悪気はないのかもしれませんが、「え?こんなことも知らないの?常識でしょ?」と平気で言ってくる人もいます。
僕は過去の仕事現場で実際に言われたことがあります😡
また、スクールで学ぶ内容が、実務経験が何年もないとできないような難しい内容であれば、当然教える側に実務経験が必要になりますが、僕たちが学ぶのは、難しい技術ではなく、開発に必要な基本的な知識です。
ですので、求められるのは、実務経験ではなく、適切な指導力なのです。指導力は実務経験があれば身につくというものではありません。
極端な例を言えば、小学生に算数を教えるのに、技術も経験もある数学者じゃなければ務まらないなんてことはありませんよね?
それより優しくわかりやすく指導してくれる先生が適任なはずです。
テックキャンプでは、メンターとして、僕たちに指導するにあたって、もちろん社内教育をしています。
その上でも、上述のように「メンターガチャ」と言われてしまうこともあります。
その点に関しては、テックキャンプ側もまだまだメンターの質の向上は課題なのではないかなと感じました。
卒業して、すぐフリーランスは厳しい?
これは、間違いなく「ホント」です。
エンジニアで何よりも重要なのは、実務経験を積むことです。これは断言します!
どんなに勉強しようが、どんなに資格を持とうが、実務経験に勝るものはありません。経験は最強の肩書きです。
実際に僕も、IT企業に復帰するための転職でも、5年半ものブランクがあっても経験は過去の経験は大きな武器となりました。
スクールを卒業した段階では、その大きな武器がないのです…それはもう仕事とってくることは大変だと思います…
しかし、逆に言えば、一度実務経験を積み、技術を身につけてしまえば、一生ものの財産になります!
転職成功率99%について
これは、評判というよりも、実態を少しお話しします。
まずは、公式ホームページでは「転職成功率99%」発表されていますが、これはホントだと思います。
ただし、このような注意書きがあります。
※2 2019年8月末時点(学習完了後、当社の転職支援利用者の転職成功率)
しかし、これはうまいこと発表したなぁと思います😅
僕の同期は、当初大体70名ほどいたのですが、僕の知る限りでは5名は、辞めています。
残りの65名全員が転職成功したとしても、65 ÷ 70 = 約92.8%となります。
少なくとも僕の期では、成功率99%ないことになってしまいます。
これはどういうことかというと、テックキャンプでは、上述の良かった点でもあげたとおり、「受講開始から2週間以内の退会であれば、全額返金」となっています。
2週間以内で退会された方は、計算に含まれていないことになります。
注意書きの「学習完了後」とは、つまり、転職成功率99%は、テックキャンプのカリキュラムを最後まで、学習し切れた受講生は転職成功率99%ということなんですね。
途中で退会した人を含めないのはどうかと思いますが😅、それでも確実なことは、テックキャンプのカリキュラムを学習し終えれば、転職できるということですね。
これは、途中でプログラミングが合わなくて辞めちゃう人もいるけれど、2ヶ月半歯を食いしばって、最後までがんばれば、エンジニアとしてデビューできるんだとモチベーションを高く保てる事実だと思います。
アドバイス!
スクールに入るかどうか判断できない…
スクールに入るかどうか迷う点としては、
結局自分には向いていなくて、スクール辞めちゃった…
となってしまうかもしれないという不安から決めかねているという方も多いと思います。
これに関しては、スクールへ入る前に、まず自分でプログラミングをやってみることをオススメします。
もちろんがっつり勉強はしません。
どの程度学習してみたらよいかについては別の記事にしていますので、もし良かったら参考にしてみてください!
スクールに入ると決めた後にも…
やっぱり事前学習は必要!
学習中は、「理解が追いつかない…ついていけるだろうか…」と不安になってしまうこともあるかもしれません。
そのような不安にならないためにも、事前学習をしておくことをオススメします。
具体的には、プログラミング言語「Ruby」を中心に学習するといいと思います。
その他、余裕があれば「Html・CSS」→「Ruby on Rails」の順に事前学習をしておくことをオススメします。
以下、事前学習にオススメの参考書をご紹介します。
■ Ruby どちらか一冊で十分です。
■ Html・CSS は、以下の一冊で十分です。
これらの参考書は、もちろん完璧に覚える必要はありません。覚えようとするのではなく、理解することが大事です。
他の受講生の進捗は気にしない。あくまで自分のペースで学習を!
これは受講中のことになりますが、他の受講生は一緒に学習をする仲間ではありますが、「あの人は自分と比べて、もうあんなに進んでいる…」と不必要な比較をしてしまい、焦ってしまうことがあります。
しかし、焦ってもいいことは何一つありません。あくまで自分のペースで学習をしてください。
進捗の遅い早いはありますが、それだけで「遅いから、向いてない」ということは絶対にありません。
超一流しか到底解けないような問題をやっている訳ではありませんので、自分のペースで学習を進めていけば、必ず実力はついていきます。
ただ、進み具合が遅いから、例えば「今日はちょっと寝る前に予習・復習をしておこう」「休みの日に勉強を進めよう」という自己学習が必要になってくるとは思いますので、そこは歯を食いしばってがんばりましょう!
まとめ
僕の体験した生の情報をなるべくお伝えしようと思ったら、だいぶ長くなってしまいましたが、僕の意見は、冒頭でお話ししたとおり、
本気でエンジニアを目指すのであれば、受講することをおすすめします。
僕は、新卒でIT企業に就職した後、新人研修で4ヶ月間みっちり学習しました。
通常エンジニアになるためには、どの企業でも初期段階でそれだけの学習工程を経ることになります。
一方で、転職の中途社員一人に、新人研修並みの研修を受けさせることはほとんどないと思います。
しかし、プログラミングスクールでは、僕が当時受けた新人研修にも劣らないほどの充実した研修を受けることができます。
今回僕が受講したテックキャンプは、そうでした。
時間的にも経済的にも受講が可能であるならば、受講をおすすめします!
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