どうも、こんにちは。
僕の新卒からの経歴は、IT企業 → 地方公務員(市役所職員) → IT企業復帰 となります。
市職員に転職するために、脱サラし公務員試験予備校に通い、実に1年近くも勉強をし、面接対策をし、なんとか市職員に合格して就職することができました。
しかし、そんなやっとの思いでなった市職員を約3年半で退職し、IT企業に復帰します。
もちろん周りからは、
せっかくなった公務員をなんで辞めるの?もったいない…
初めての投稿でも書きましたが、今日は、自分の中でもう少し整理しておきたいと思い、改めて振り返ってみようかと思います。
エンジニアを目指そうと思っている方には、少しは参考になる点があるかもしれません😊
その理由とは…
ズバリ、市職員の時にプログラミングをまたやりたくなったからです。
この思いに至るまでを、以下の流れで書いて行こうかと思います。
- そもそも新卒でなぜIT企業に就職したのか?
- なぜ地方公務員へ転職したのか?
- 実際に地方公務員(市職員)へ転職してみて
そもそも新卒でなぜIT企業に就職したのか?
学生時代の頃は僕は、全くIT知識がなく、ただそれに関しては、この先どの仕事を行うにも今の時代IT知識はなくては、とても不便だろうと思っていました。
しかし、ITが全くわからない者にとって、勉強するにしても何から手をつけて良いかすらわかりませんでした。
であるならば、いっそのことIT業界に飛び込み、勉強せざるを得ない状況になろうということで、就職しました。
勉強のために環境を変えたという感じですね。
もちろん、就職してからは必死に勉強しましたし、仕事にも全力を尽くしました。当時の会社では、本当に成長したと思いますし、感謝しています。
こうして言葉に起こすと、「元々ずっといようとは思っていなかった・勉強のため」となると印象悪いですね😅
当然面接では言いませんが、こう思っている学生は、少なくとも僕が採用担当なら採用しないですね…
そして、2、3つ現場を経験し、ある現場では、論理設計から製造、リリース、保守・運用まで現場の初期段階から終了段階まで参画することができました。
現場の終了3、4ヶ月前くらいに、終了時期が伝えられ、その頃には、自分の中で次のような感覚がありました。
- ある程度経験することができ、1つの結果も出す(現場をやりきる)ことができた満足感・達成感
- そして、次に新しいことをやってみたいと
そこで出てきたのが、学生時代に頭にあった公務員でした。
なぜ地方公務員へ転職したのか?
僕は学生時代は、文系であり法学部生でした。
法学部生の進路先として、公務員という選択肢は結構多かったんですよね。
僕もその一人でした。
おそらく、「公務員は法律に則って公務を行うから法律の知識が重要視される」「公務員試験に法律問題が多いから法学部生が有利」等の理由から、なんとなく頭にあったんだと思います。
そして、社会人になり、
- 民間で働いてみたけど、公務員はどういうものなのか?どう違うのか?
純粋に公務員とはどんな仕事なのかやってみたいという、この好奇心が転職した一番の大きな理由でした。
他に本音なところで言うと、「前職は残業がものすごい多かったら、少ない方がいいよね」「通勤時間は短い方がいいよね」という部分もありましたね😅
ちなみに「国家」ではなく、「地方」であった理由としては、IT企業のシステム開発ではあまりお客様と直接やりとりをするということはなかったので、次は、お客様とより距離が近い仕事がしてみたい(地方公務員で言えば、市民ですね)ということで、「地方であり、基礎的自治体である市役所」でした。
実際に地方公務員(市職員)へ転職してみて
IT企業を退社後、公務員試験予備校「TAC」に通いました。そこから1年ほどかけて勉強と面接対策をして、やっとの思いで市役所へ入庁しました。
地方公務員の仕事内容や、転職するためにはどうのように動けば良いか等は、長くなってしまうので、また別の機会にしようと思います😊
実際に3年ほど働いてみて、どうしても比較してしまうんですよね。前職と現職いったいどちらが自分に合っていたのかと…
正直な感想を言うと、市職員の仕事では、システム開発やプログラミングで感じることができた「面白さ」「達成感」「成長している実感」を感じることができませんでした。
システム開発やプログラミングには、
- モノづくりの楽しさ
- モノが作れた時の達成感
- 勉強してできるようになることの喜び
このことは、 言い換えれば成長している実感とも言えます。
成長していることを実感することができれば、モチベーションの維持に繋がります。
こういったやりがいを感じることができていました。
誤解がないように付け足しておくと、当然ですがこれは僕の主観になりますので、僕はどちらもある程度経験した上で、プログラミングの方が面白かったということです。
もちろん人それぞれですので、市民対応にとてもやりがいを感じる方もたくさんいらっしゃいます。
僕と同じように、IT企業出身で市職員になられた方もいらっしゃいますし、両方を経験した上で、市職員を続けられている方もいらっしゃいます。
要は本人がどこにやりがいを感じるかだと思います。
さて、本題に戻ると、
市職員を続ければ続けるほど、自分にはプログラミングが合っていたんだと思うようになってしまっています。
そして、僕はこの先30年近く、またプログラミングをやりたいと思いながら、市職員でいることはできないと思い、転職を決意しました。
改めて今の思いは…
新卒の当時は、ITを知りたいと言うことで、IT業界に飛び込みましたが、
今回は、IT(プログラミング)がどういうものか知った上で、またやりたいとはっきり思えるようになりました。
それぞれ異なる仕事を経験してみて、ようやく自分がやりたい仕事が分かったという感じです。
社会人になって10年ほど経ち、自分のやりたい仕事がわかりましたが、決して遠回りしたとも思っていません。
いろいろ経験して答えを出すことができたと思います。
公務員へなったことについても、全く後悔していませんし、むしろ反対で、なっていなかったら後悔していたと思います。
なぜ挑戦しなかったんだろうと。
今は本当に迷いがありません。新卒の当時より、必死に勉強する気持ちでいます(笑)
ただ、もちろん環境を変えることは、大変で苦労しますし、「経験があるから全てが楽に復帰できた」なんてことはありません。
しかし、30代でこうして頑張ろうと思えるものがあることは、幸せなことなんじゃないかとも思っています。
今後は、肝に命じなくてはいけないのは、ここまで自分のやりたい主張ばかりしてきたので、これからはまた、IT業界で結果を残さなくてはいけませんね😅
30代でIT企業に復帰した奮闘模様をお伝えしていければと思います。